卒業研究中間発表会にむけて

松原です。
 先週の建築学会,今週のBECCと出張が続いたので,落ち着かなかったのですが,17日(水)からは,研究室で卒論・修論指導と日常の研究生活に戻っています。18日は第3木曜日なので,10時から会議が続きました。明日22日が卒論梗概の提出日なので,本日の日曜日も半日は出勤しました。「打てば響くかな」と25年ほど前に感じたこと,をあらためて感じています。響き方は,確かに,世代によって異なりますが,教員の助言のしかた,接し方,表情,態度,によって,学生のレスポンスが異なること,労をいとわない姿勢をしめせば,それなりの成果物が提出されることは,相変わらずです。24日の発表会を楽しみにしています。締切直前には,深夜のメールや電話でのやりとりも増えてきます。そういえば,数年前の卒論提出当日には,「1時までにはメールで連絡をします」と言っていた学生からメールが来ないので,午前3時頃に研究室に電話をして様子を聞いたことがあります。頑張り屋の女子学生3名が泊まり込んでいたので,代わる代わる電話に出てもらい,一人一人に助言をしました。最終的には17時の期限にどうにか間に合いましたが,その時は,「卒業できない学生が出るのではないか」とたいへんに心配をしました。
 

 建築学会大会会場の神戸大学は山の斜面にあります。工学部キャンパスの滝川記念館の下の通路から神戸市内を見下ろした眺望です。