伝統木造住宅の特別研究委員会

松原です。
 本日,建築学会の「伝統的木造住宅の温熱環境と省エネルギー特別研究委員会」があり,東京にやってきました。伝統木造の建設に関わっておられる7名の実務家の方々の報告,鈴木大隆先生(北方建築総合研究所 副所長)のコメント,小玉祐一郎先生が司会での討論というプログラムで,18時開会でしたが,終了は21時半になりました。伝統木造と言っても,確かにスタンスの違いはあり,いろいろな意味で勉強になりました。建築界の2020年問題と言われていますが,省エネルギー基準が義務化されることにより,伝統木造が不利になることをどう考えるのか,が論じられたわけです。議事録等が公開される前に,僕が議論の内容を公表することはできませんが,かなり重要な議論がなされたと思います。