後期のスタート

松原です。
 後期の2週目に入りました。通常,1週目はガイダンスだけの授業が多いので,実は2週目が実質的なスタートとなることが多いのです。今週は,火曜日5コースの「人間生活と環境」,水曜日3コースの「建築環境工学II」を終了しました。夏休み,という感覚は乏しかったのですが,開講してみると,通常の授業のサイクルになじむのに,少し時間がかかることに気づきます。学生の側も,毎日講義をうけるという生活になじむのに若干の時間がかかっているはずです。そういう意味でも,1週目はガイダンスのみ,というのは,妥当かなと思っています。「人間生活と環境」は,今年度,180名程度の登録があり,やや戸惑っています。スタート当初は,生活系の食保健学科と環境デザイン学科が中心だと思っていましたし,現実にそうだったのですが,この2−3年,それ以外の学科の受講者が増えてきて,僕自身は,授業のやりかたを変更せざるを得ませんでした。一つには,本の回覧をやめました。90分で回覧するためには,一人が30秒という計算になりますので,全員に回ることは無理だと思うわけです。コミュニケーションシートも,この人数では,ゆっくり読んでコメントすることは,かなり困難です。なので,非常勤講師室にある,出席カードにしました。通常よりは,記述量がへって,全員の記述に目を通すという意味では,現実的なボリュームになりました。次の段階は,人数がふえても,教育効果が低下しないように,あるいはモーティべーションの維持・増大のための工夫をどのようにするか,です。


研究室の観葉植物が増えてきました。メンバーが大切に育てていますので。