対人距離の雑談

松原です。
 10日,17日と2週続けてシンポジウムがあったので,先週の土曜日は,特に行事のない平和な一日でした。ゆっくりと出勤して,少しだけ心に余裕を持って仕事に取り組むことができたように思います。
 さて,毎日,行き帰りの通勤の列車を待つ時に,「2列に並んでお待ち下さい」というアナウンスが流れるのですが,それほど人が多くなければ,一列で並ぶ人が多いのは,誰しも経験していることかと思います。時々,対人距離の感覚が,かなり外れた人達と接すると,「カメラに納めておこう」,と考えることがあります。下の写真は今朝の出勤時のものです。ラッシュは過ぎているのですが,それでも我々の後ろにはかなりの人が並んでいましたので,もう少し間隔を狭くしてあげるとよいのに,と思うのですが。これも世代間ギャップの一つかも知れませんが,こんな間隔で並んでいるわけです。周囲に気が回らない,というよりも,「これで当然」という感覚なのかな,と思います。この距離感覚の差異は来年度の「環境心理行動学」のトピックスとしてもよいと思います。