熱中症に関するシンポジウム

松原です。
 本日,生気象学会主催・環境省共催シンポジウムが,「夏の暑さ対策展」(東京ビッグサイト)のセミナーとして開催されました。展示会場内の特設会場なので,あまり経験のない講演でしたが,それなりの準備をして臨んだので,達成感はあります。スライドの作成にあたっては,院生・学生のみなさん,とりわけ,柴田先生・小仲さん・赤田君の協力が大きく,通常よりは,ビジュアルの面で進歩しました。また,今回努力したのは,日射受熱量が大きいことを印象づけることです。日よけに非常に大きな意味があることを知っていただくのは,重要だと思ったからです。研究者にとっては,教科書的な内容であっても,住まい手のリテラシーとしてどの程度理解されているか,にもっと関心を持つべきではないか,と思っています。