京町家再生研究会の7月例会

松原です。
 7月8日(土)の午後には,表記の会合があり,お話をしてきました。「京都の町家型住宅の居住者の意識と住まい方の特徴」という題目です。主には,修了生の阿波君が研究してくれた内容ですが,石井君の内容も一部含めました。イントロでは,そもそも建築環境工学の分野の歴史的な背景もお話しました。日頃の講演だと質疑はせいぜい10分程度ですが,この例会では1時間半ほどの時間がありましたので,じっくりと意見交換をすることができました。近代的,現代的な価値観,生活様式に変化してきたことのメリットだけでなくデメリットにも気づくようなことが,大切なのではないか,というご意見が多かったように感じました。


「写真の解説」
 会場は,京町家再生研究会の事務局である斧屋です。