「注意と認知」研究会

松原です。
 研究指導,校務等々例年以上にあわただしい毎日ですが,今年は一念発起して表記の研究会に参加しています。会場は,ホテルサンルートプラザ名古屋で,3/4−6です。僕自身は,昨日は美山に出張しましたので,本日と明日のみの参加です。研究のキーワードに「注意」があるので,もう少し勉強を深めねば,という目的でやってきましたが,いろいろと収穫がありました。Anne Treisman先生が2月にお亡くなりになったので,追悼の意味で,「特徴統合理論と視覚的注意 Anne Treisman 先生を偲んで」という横澤一彦先生の講演もありました。最後の夫は,ノーベル経済学賞を受賞したあのDaniel Kahneman先生だそうです。注意の研究者としての知名度は非常に高いのですが,本日の講演を聞くことで初めて知ったこともありました。そこが,建築・環境デザインの専門と心理学者との違いなのだろうと思います。
 心理学会の時もそうですが,完全アウェアの学会特有の気楽さで,院生クラスの人達にもいろいろと教えてもらえるのが勉強になりますし,楽しいのです。