松原です。
26日(水)は,卒業研究の中間発表会でした。学科をグループIとグループIIに分けて,2室で行います。我々の研究室の4名は,岐阜大学で2週間前に予行演習を行っているのですが,梗概を仕上げるのは今回は初めてなので,それなりに苦労をしたようです。1ページという限られたボリュームに梗概をまとめること,決められた時間内に発表すること,という課題を課されて,4回生は確実に能力アップします。
18合同研究会
松原です。
先週,建築学会が終わったばかりですが,昨日は,岐阜大学を訪問して,信州大学の柳瀬研究室,岐阜大学の合掌研究室,ものつくり大学戸田研究室と合同の研究会を行いました。発表者は,M1が4名,B4が4名の合計8名で,司会も質問もすべて院生,学生のみが行い,教員は見守るというルールでやってみました。正直なところ,教員がよい助言をするから学生が伸びるのだ,と思い込んでいたのですが,彼ら自身により多くの考える機会を与えることによって,勉強が進み,研究の深みが増す,さらには大きく成長する,というような認識に変化しつつあります。教員抜きで,それなりのレベルの質疑ができていることは,大きな収穫だと思っています。
18建築学会大会(仙台)
松原です。
9月4日〜6日は、日本建築学会で東北大学に行ってきました。今回は,9名のメンバーが発表したので,なかなか賑やかな出張でした。初日には,温熱感のセッションで赤田君,大神君,2日目は環境心理生理のセッションで田村君,松田君,金さん,淡路谷君,藤田さん,環境設計のセッションで宮原さん,そして,3日目の午後には,教育のセッションで羽原さん,という具合でした(僕自身は,校務の都合で3日目は参加できなかったのですが)。よい研究発表をするために,何度も練習をして,スライドのブラッシュアップもしてきました。「共通の目標を持って,助言をしあう」ということに大きな教育効果があると考えるようになってきました。僕自身が,一番勉強させてもらっているのかも知れませんね。
18打ち水測定
松原です。
今年度の京都学生祭典実行委員会の打ち水イベントがあり,平安神宮前に集合しました。今回は,道路表面温度の変化の様子を水風船を利用した棒グラフで表現して,温度が低下することを風船を割ることで表現したいという実行委員会の希望を叶えるために,美山木匠塾が木工制作で協力するという形になりました。温度測定は,例年通り,研究室メンバーが担当します。結果的には,たいへんによい雰囲気の中で,イベントが成功したと思います。
遊んでいるように見えるかも知れませんが,学生対象の環境配慮行動の啓発イベントは,楽しくないと意味が無いので,そこは理解してほしいと思います。このこと関しては,別途,関連する研究論文の中味で展開していきたいと思っています。明日は,建築学会の発表の予定演習なので,メンバーはその準備も頑張っています。