面談その後

松原です。
 ゼミ配属の希望は,7/1が提出日だったそうですが,その前日まで,面談希望者の来訪がありました。彼らなりの事情があるようで,ゼミ説明の直後にメールをくれる人もあれば,文字通り直前に来た人もあります。今年は,面談の統一質問をしたのですが,特に「自分の長所・短所について説明をして下さい」というのは,配属の有無は別として,我ながらよかったと思います。たとえば,「妥協せずに物事をやり遂げるところです」と言われると,とても頼もしく感じます。これまで,彼らに対して,そういう発展の可能性を感じてさらに伸ばす,という努力がやや不足していたのかもしれない,と思いました。また,ある人は,「いろいろな物事に対して,いやだと思うことが少ないことです」と回答していました。これにも感心しました。人にもよりますが,こういう主旨の質問に対して,少し身構えること,スイッチが入ることは,肯定的に受け止めてよいのだろうと思います。配属に関して言えば,定員内であれば,かれらの志望通りに決まりますので,この面談はかれらの判断にどう影響したのか,がポイントかもしれません。こちらが,判断を迫られる事態になることもたまにありますが,僕自身は,これまで1回しか経験していないのです。


 稲盛記念会館の東隣で工事中の新図書館+資料館です。ほぼ真西の面ですが,この通り,非常に透明度の高いガラスを使用しています。稲盛記念会館そのものの日よけ効果を期待しているのかと思いますが,日射熱取得率はあまり小さくはなさそうなので,専門家の端くれとしてエネルギー消費量がどの程度になるのか,気になっています。