2020年度 博士論文発表会(公聴会)

1年ぶりの投稿です。

 昨年3月で,退職はしたものの,4月以後にずれ込んだ研究室の撤去作業にかなりの時間を要して,11月までかかりました。コロナ禍で,しばらく府大構内への立ち入りが制限された一方,各種の研究会,学会参加等の活動を進めることもしました。現在は,特任教員として,週に2-3回の研究会(ほとんどがオンライン)の参加,学会大会・委員会,京都府地球温暖化防止活動推進センターの活動,行政の審議会の参加等等,結構忙しくしています。

 そして,2月17日には,羽原さんと李さんの博士論文発表会が稲盛記念会館103で開催されました。この間の研究指導は,ほとんどがオンラインで,Teams,Zoomなどのツールを使って進めてきました。当たり前に対面でゼミをやっていた頃には,それが普通だったのですが,顔をあわせて,間近で会話を交わすことができなくなると,あの頃はその有利なことを活かして,もっとよい指導ができたのではないかなあ,と感じています。

 

羽原康成:環境配慮的な社会を目指す活動による意識と行動の変化に関する研究

   -木を使ったものづくり活動が建築・住居系学生と, 活動地域の住民に与える影響-

李  鹿:中国の住宅における室内植物の利用実態と居住者の評価に与える

     複合影響に関する研究

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103教室での発表会の様子。