修士研究発表会,卒業研究発表会,親バカ

松原です。
 2/6は修士研究発表会・博士後期課程年度末報告会,2/9は卒業研究発表会でした。これで,ひとまず,今年度の研究活動の区切りとなります。以前は,論文が書けたら,あとは,各自が頑張って発表したらいいんだ,というスタンスで放任していたのですが,近年は,できるだけ準備,練習等を時間をかけるようにしています。僕自身は,スライド作成のスキルは極めて低いのでろくな指導ができないように思われますが,聞く側としてのキャリアは長いので,見にくいスライド,聞きづらい発表,わかりにくい発表を避ける助言は手慣れたものです。原稿は作成するべきだが,棒読みはするな,とか,あくまでも講演をするのだから,聴衆の顔をみて話そう,とか,文章を書くと聴衆は読み始めるので,単語・箇条書き程度にとどめるべき等々,いろいろと助言をします。その甲斐あって,直前の2−3日で劇的に向上しました。今年は,ほとんど親バカ状態で,「うちの学生達の発表は特別によかったね」と思って喜んでいます。この時間を無駄と思う人には,信じられないほどの時間をあてていましたが,これでよいのだ,と思っています。