下村孝先生退職記念祝賀会

松原です。
 本日,3月31日に,表記の祝賀会がルビノ堀川にて開催されました。下村先生は,1997年4月に府大の環境デザイン学科ランドスケープ学分野の担当教授として着任され,今年度まで16年間教鞭を執ってこられました。本日は,「開会あいさつ」という役割を担っているので,昨日から少しばかり緊張していました。本日は,運の悪いことに列車が遅れていて,少し焦りましたが,結果的には十分に間に合って,ホッと一息です。あいさつでは,早くから充実したHPで情報発信をされて,MC,DC院生の指導に積極的に取り組まれて多数の博士学位取得者を輩出してこられたこと,R.Ulrich先生の講演を主催され僕に司会を依頼されたこと,人間学部長として4年間学部の発展に尽力されたこと等等をお話ししました。日野原重明先生のように100歳までは,十分に活躍できる可能性があるので,まだ30年以上は頑張って下さい,とお願いしました。その後,渡辺信一郎学長・中瀬勲兵庫県立大学教授の来賓あいさつ,田中和博研究科長の乾杯,吉岡真佐樹公共政策学部教授・高橋ちぐささん(OB),岩崎寛千葉大学准教授・長友大幸埼玉学園大学准教授(OB)・前中久行元大阪府立大学教授の祝辞がありました。記念品の贈呈のあと,ご本人の挨拶というプログラムでした。今回の会の一つの関心は,ご本人も述べておられたように,下村先生が酩酊せずに最後の挨拶をこなせるか,ということにありましたが,用意された原稿をスラスラと読み上げられ,立派にこなされました。僕自身は,晴れがましい席が少ししんどい気分だったのですが,下村先生と先生を慕って集まった方々のお人柄のせいか,楽しく過ごすことができました。学科教員OBの町田先生,棚橋先生,上野先生にも再開できました。会の準備に奮闘された福井先生と研究室のみなさん,および下村研究室のOBのみなさん,お疲れ様でした。


「写真の解説」
 下村先生に,博士後期課程で指導を受けたみなさんが花束と記念品を贈呈する場面です。