少しだけペースアップ

松原です。
 復帰3日目です。8時50分から森林科学科目群の修士論文発表会の開会のあいさつ,10時30分からウユン・バコンさんの博士論文発表会,15時すぎから研究科代表者会議,その後は遅れている成績評価,近づいているM1中間発表の助言等という一日でした。研究者としてしたいことはいろいろとあるのですが,専攻主任という役目,あるいは学会の委員・役員に伴う仕事が多いです。
 院生・学生の個性が多様であることを感じています。当然ですが。社会に旅立つ直前のみなさんを見ていても,周囲に目が行き届いて,そのシチュエーションの中で,自分がどういう言動を期待されているか,を的確に判断できる人もいれば,基本的に自分の視点から見ていて,自分の都合でものを考えることが精一杯の人もいます。これは,もちろん,教員にも多様性があり,自分自身にも,「個人内の差」として限界を感じることもありますが。あえて,こんな事を書くのは,学生・院生が「そのシチュエーションの中で,自分がどういう言動を期待されているか」を考える癖をつけることは,非常によい習慣だから,です。例えば,ゼミの個々の局面で,何を考えて,どういう発言をすると,皆にとって有意義な時間になるか,を考えるようなことです。あらためて,エフォートの配分のあるべき論を考えています。「教育者」として,何に時間を配分すべきか,です。

「写真の解説」
 本日の昼食は,下村先生と北山通りまで出かけました。その道すがら植物園を通り抜けたのですが,クリスマスローズの花を撮影しました。現在,府大の教職員・学生・院生は身分証明書の提示で,植物園に入園できますので,時々,癒しを求めて来ようと思いました。