団塊の世代,しらけ世代,バブル世代,....,ゆとり世代

松原です。
 日頃「あまり参照するな」,と言っているWikipediaがネタですが,我が国の世代の呼称を拾ってみました。

日本の世代
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E4%BB%A3#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AE.E4.B8.96.E4.BB.A3

 自分の世代はどのようによばれていたのか,と気になったのですが,「しらけ世代」のようです。そういえば,「三無主義」ということばを思い出します。高校時代に「無気力,無感動,無関心」が自分たちの世代の特徴だ,と自虐的に表現していた記憶があります。ちなみに,○○世代,というのは,基本的に上の世代が命名するわけですから,僕たちは,団塊世代等と比較すると,政治的に無関心だ,無気力だ,というような評価を受けていたということです。ただし,社会や大人からどのように見られているか,ということを高校生なりに意識していたことは事実です。

 「最近の若者は」という表現は,古代ローマ帝国の時代からあるそうですから,いつの時代にも世代間ギャップはあったようですが,現代は環境や社会の変化が急激なので,このギャップがより大きくなって,相互理解が困難になっているのかもしれない,と感じています。相互理解を深めて,集団を円滑に運営していくためには,それぞれの世代が,他の世代からどのように見られているのか,を自覚するところから始めるのが良さそうです。

 プロの大学教員として,新しい課題を見つけたような気がしています。研究テーマにはならないでしょうが,FD活動の一部にはなりそうですね。FD活動ということになれば,文学部の金澤先生,公共政策学部の吉岡先生にも,お話をしたいと思っています。