2011年度卒業研究発表会

松原です。
 しばらく更新できなかったのは,本日の発表会の準備と,DC院生の論文投稿が2件あったからです。
 4回生の発表の準備はプレゼン資料の作成と原稿作成,発表練習の繰り返しですが,今回は,10日(金)の定例のゼミと,前日13日(月)に臨時で教員が同席して練習しました。それ以外に,自分たちで何回も練習しています。僕も先週末は土日とも出勤して(他にも仕事が多いからですが)待機しました。今回は,僕の研究室の3名は午前中でした。発表は十分なレベルだったと思います。質疑応答については,まだまだ改善の余地があったと思いますが,初めての経験としては,よくできたのではないでしょうか(進学する人は,まだまだこれからたくさんの機会があり,どんどん進歩していきます)。発表会終了後,合否判定会議をします。その後,恒例の学科全体の追いコンです。3回生が中心になって準備をしてくれました。僕も,4回生もさすがにホッとしました。
 この間のもう一つの大きなことは,2編の論文を投稿したことです。二人とも社会人院生なので,投稿直前の原稿のチェックはメールと電話のみのやりとりになります。研究成果は審査論文を投稿することを目標にしていますので,1月に続いて2編の投稿ができて,ちょっとした達成感を感じています。学会の口頭発表もよい経験ですが「業績」として評価されるものでないので,審査論文としての投稿を重視しています。厳しいプロセスですが,何回かクリアすることで,博士学位に到達するわけです。
 4回生の場合は,筆頭著者として投稿することは希ですが,それでも,過去には3名ほど筆頭著者として論文が掲載された人もいます。そんな前向きの姿勢を期待したいです。
 

「写真の解説」
 卒業研究発表会の様子です。今回は,誰かほとんどわからない写真にしました。制作の部は大学会館で行いますが,論文は図書館視聴覚室です。司会はM1の院生が担当します。