建築学会前日

松原です。
 明日12日から日本建築学会大会(名古屋)です。まだ定期のゼミではないのですが,卒論中間発表梗概のチェックと,建築学会で発表する人の練習をかねて,ゼミを行いました。僕は原稿を何度も何度も書き直して,どうにか形になっていくタイプなのですが,4回生の中には,書式を与えられてそこに梗概を書かねば,という状況に追い込まれると,短時間で立派なものを完成させる人がいることに感心します。経験的には,文字数・書式の決まった文章を作成するときに,教員が真摯に指導に打ちこむとき,学生・院生は大幅にのびます。親馬鹿ではありませんが,本当に府大の学生の学力は高いと思います。その能力を伸ばしきれないとしたら,教員の力量が問われる気がします。
 さて,本日は,名古屋のホテルにチェックインしています。明日からですが,セッションの最初の発表が戸田さんですので,遅刻する訳にはいきません。柴田さん,大塚君も名古屋に来ているはずです。研究室の関係者の発表は1日目で終了するので,緊張しますが,2日目から気楽になります。
 『神戸よさこいを見物していて「京炎そでふれ普及チーム」などという名前をみると「われわれ」という気がしてうれしいね』という話しをしたら,池田さんが,「私も行っていました。ありがとうございます。」と言ってくれて,うれしかったです。池田さんは,京炎そでふれの由緒あるチームでがんばっていたので,そういう自負を持っているのですね。そのプライドが,卒論にも反映しているように思います。