2014MERA

松原です。
 今年度の人間・環境学会大会(MERA)は5/17−18に大阪教育大学天王寺キャンパスで開催されました。今年は,研究室からは阿波君,小仲さんが発表をしました。学会デビューとしては,なかなか立派な発表だったと思います。頑張って準備をしたかいがあったと思います。本人達のがんばりはもちろんですが,教員もそれなりの覚悟で伴走したつもりですので。
 板書(その3)を書こうかとおもっていたのですが,さすがにくどいので,格下げして書きます。先日,日本文学の講義を担当しておられる先生に,板書はどうされていますか,とお聞きしたところ,ご自身は板書中心の講義をしているが,学生からは評価されている,ビデオを流すと,「ビデオは,自分で借りてみればよいので,講義は板書をしてきちんとしてほしい」といわれる,Powepointでスライドをすると「暗いと眠くなる」という反応がある,とのことでした。この間は「数物系の講義は板書の評判がよい」という仮説だったのですが,文学の先生からも同じような反応をお聞きして,「大学の講義は板書の評判がよい」と仮説を拡張するのがよいのかな,と考えています。学者としては,条件の甘い仮説なのですが,自主的なFD活動だと考えると,悪くはないと思います。学生の意欲,基礎学力などによる差異もあるでしょうが,実験的な取り組みをしたり,多くの先生にご意見をおききしたり,といろいろとやることがありそうです。
 

 MERAのポスター発表の会場です。

 MERAの会場となった,天王寺キャンパスの西館の中庭です。