MERA報告会

松原です。
 23日のゼミは,先日のMERAのワークショップと研究発表の報告会をしました。ワークショップ「特別なニーズのある人への支援を学ぶ 〜生態学的観点から〜」は,各種の発達障害をもつ児童・生徒の教育支援に関する報告内容でした。概要には以下の説明があります。「文部科学省(平成23 年5 月)によると、特別支援教育の対象者は義務教育段階の全児童生徒数
(1055 万人)の2.71%(約28 万5 千人)に達する」と。ポスター発表では,「照度・色温度が狭小空間の印象評価に与える影響」の議論もしました。秋田先生(東京電機大学)のご指導の研究なのですが,僕が気になったのは,具体的な行為の継続時間が30秒だったことです。次回の実験では,そのあたりを考慮していただけるかも知れません。”THE ELECTION AND CAMPAIGN BALE-BALE ON THE KODINGARENG LOMPO ISLAND IN MAKASSAR - INDONESIA”はインドネシアのBALE-BALE の使われ方に関する発表でした。英語のリスニングの勉強にもなりました。今回は,二人の発表が最後のセッションの最後ということで,他の発表を落ち着いて聞くことができなかったので,報告内容としてはスリムになりました。次回以後は,もっと豊富になると思います。


 ゼミのあとで,近くのノートルダム女子大学の新棟を見学に行きました。竹原先生のご案内で,いろいろな教室や施設をみせていただきました。写真は,3Fから2Fの空間を見下ろしたところです。

 JRの列車にプリントされた「軍師官兵衛」です。NHK大河ドラマの人気にあやかって,ということなのでしょうが,ここまでやるか,と思っておもわずシャッターを切ったわけです。列車の車体も一種の環境デザインの対象ですから,いろいろな意見があることと思います。