論文講読ゼミ

松原です。
 現在,火曜日は研究ゼミ,木曜日は論文講読ゼミを行っています。今週の木曜日から,論文講読ゼミは,M2,4回生は任意参加というルールに変更しました。卒業論文修士論文の作成の時間を増やそうという主旨です。参加者が少なくなることで,寂しいとか発言者が減る,という面はあるのですが,3回生が中心なので,その目線にあわせてコメントをすることでかえって効果的な面も出てきます。学部の授業のおさらいをすることがありますが,「そのためにもゼミをやっているんだ」という覚悟を常に持っておくことで,明らかに前進したと思える部分もあるのです。絵に描いたように,意欲の塊のような学生ばかりだと楽だと思いますが,実は教員の発する一言,二言が勉学のモーティべーションを高めたり低めたりするので,極めて大きな責任を持っているのです。院生・学生に対する一言の重みを,あらためて実感しています(「えーっ!,こんなこと覚えていないの?」と思っても,その現実を受け止めて,気を取り直して,あらためて楽しく学ぶ雰囲気を作れなきゃ,という過去の反省の気持ちがこもっています)。なので,昨年よりも今年(はよりよい言葉をみつけてあげたい),今年よりも来年,という気持ちは持ち続けたいと,思っています(あくまで主観的な意味ですが)。
 なお,本日26日土曜日は,推薦入試でした。受験生のみなさん,お疲れ様でした。