2週目の後半

松原です。
 開講すると,時間に追われる印象ですね。
 先日の環境デザイン概論のレポートが提出されました。入学して2日目の講義であったため,上回生の普段の講義とは違う,新鮮な反応を感じました。

『「環境」というと「地球温暖化」や「大気汚染」などといった抽象的な事柄を想像しがちであった。しかし、松原先生のお話を聞いて、「環境」とは私たち人間を取り巻く全てのものであり大変身近な問題なのだと考えられるようになった。そして自分がこれから学ぶ建築という分野はその環境と密接な結びつきをもつものであることを学んだ。』
 『建築の分野は私が思っている以上に広くて驚いた。特に建築の分野に環境系まで入っていると思ってなかった。建物を建てるには、ただ建物の間取りを考えるのではなく、構造や環境など様々なことを考えながら設計をしなければならないと実感した。』
『防風林の話では風を防ぎ熱を逃がさないという機能がある上で意匠を凝らすといった、「機能」と「意匠」の組み合わせの大切さを感じた。建物について考える上でヒートアイランド現象による問題点や、結露なども考慮しなければならないということ、 単に建築と言っても複雑な色々な学問が重なり合って成り立っているということに驚いた。』



 4/15には,美山に出張しました。