17全学FD集会

松原です。
 昨日18日は,火曜日ですが,授業回数の調整のための補講日で,全学FD集会が開催されました。僕自身のFD習慣集会のイメージは,学生教育の生々しい経験交流による教育・指導の技術力のアップを期待しているのですが,本学では,もう少し固いテーマが多いのです。今回は,CAP制とGPAの導入について,でした。導入不可避,という前提での議論ですが,いろいろと課題が多いのです。大学設置基準に書かれている,教室内での学修時間と教室外での2倍の学修時間をもとに単位を認定するという趣旨を四角四面に議論すれば年間履修単位数を制限することは正論なのですが,登録単位数の少ない学生が,よく勉強しているかというと,微妙なのです。むしろ,多くの単位を取得している学生は,全般的に成績も優秀であるという傾向が見られるので,CAP制に批判的な教員が多いのです。