論文がほぼ完成しました

松原です。
 明日期限の論文ですが,2編ともほぼ完成して最終チェックに入りました。社会人院生とOBが主要な役割を果たしている論文なので,メールでのやりとりだけでここまで来ました。研究室活動としては,学会に参加して口頭発表をすることも大きな課題ですが,いわゆる研究者の業績評価としては審査論文が重要なので,論文投稿はもっとも大きな課題です。新年早々,一仕事を終えたような気分です。僕は,指導・助言が中心でしたが,それでも深夜までメールのチェックと原稿に赤ペンを入れて返信するということの繰り返しで,結構気疲れしました。執筆している本人は,その何倍も疲れたはずですが,充実した時間でもあったことでしょう。
 この内容については,個人名が出てこないのは,研究論文は採用されて公表されるまでは,内密のことだからです。学会誌の編集委員や論文を査読する人は,誰がどんな論文を投稿しているかを知っていますが,厳しい守秘義務を課せられています。自然科学系のような,地球の裏側の研究室に先を越された,というようなシビアなことは少ない分野ではありますが,採用決定が届くまでは投稿内容は公表しないものなのです。
 実は,修正原稿を別の学会に提出する作業はまだ終わっていません。こちらは,僕が作業をします。

 本日紹介するのは,「まゆまろ」です。今年,京都で開催される国民文化祭のマスコットキャラクターなのですが,知名度が今ひとつです。ひこにゃんせんとくんなどと比べるとあまり知られていません。昨年8月の三条通りの打ち水には来てくれて,子供の「ジャンプ!」というリクエストに応えていたそうです。あの暑い中で,この着ぐるみを着ている人はたいへんだろうな,と思った次第です。