建築雑誌の特集

松原です。
 建築雑誌とは,月刊の日本建築学会の会誌です。最新号である3月号の特集は「東日本大震災1周年 リジリエント・ソサエティ」です。リジリエンス(resilience)は「しなやかな回復力=復元力」を意味する単語として使われています。第2部の公開パネルディスカッション「地域再生の姿 ー 震災から1年」には,わが研究室メンバーである伊坂善明氏が参加しています。昨年の東日本大震災のあと,気仙沼の復興計画に関わって来られていたので,その立場からの報告でした。6月からの4ヶ月での短い期間での作業で,そのスタイルは行政の職員と一緒に仕事をする伴走型だったようです。伊坂さんは,これに先だって昨年の12月8日には有明高専において「東日本大震災と復興まちづくり〜気仙沼市を事例として〜」と題して講演をしておられます。飛田先生からの依頼だと聞いています。3月には府大での講演も予定されています。あわせて,飛田先生に関する情報も掲載します。
 研究室の関係者が広く活躍していることを紹介しておきたかったのです。

伊坂 善明 先生の特別講演  2011年12月8日(有明高専のHPから)
http://www.ar.ariake-nct.ac.jp/new/111208kouen.html
3A学生が飛田先生にお礼
http://www.ar.ariake-nct.ac.jp/new/120223tobita.html


「写真の解説」
 府大から5分くらいの賀茂川の川べりですが,昨日は,映画かテレビのロケをしていたようです。「絵になる」風景なのだろうと思います。