2013 謹賀新年

松原です。
 2013年を迎えました。子どもの頃と違って,お正月だから楽しいなどという感覚は極めて乏しいですね。昨年1年間,どれだけ有意義にすごせたか,ですが,反省が多いです。今年は,事情で休みをとることができず,元旦から仕事をしています。4日から出勤して,博士論文,修士論文卒業論文などの相談にのらないといけませんから,明日までに済ませておきたいことがいろいろとあるのです(来年はきちんと充電の時間をとりたいと思いますが)。
 さて,年末,27日には黒光先生が来訪してくれました。時々コメントをしてもらえるので,おなじみですが,柴田さん,北村さんとも顔合わせをして,あれこれと話題がつきませんでした。同じ大学教員として,学生にどのように教育をしたらよいのか,学部・学科も地域も異なる立場で議論をするのは,非常に有意義です。僕は,基本的には学生本人が自分の状況を客観視して成長して欲しいと思っていますが,以前よりは,時代背景も含めた「環境」の影響の大きさを感じてため息をついています。教科書が薄かったというだけでなく,高校までの先生方や親からも大事にされ,そして社会も便利で快適なものがあふれている中で育ってきているのに,僕たちの感覚で「甘い」と言うのは,少し工夫が乏しいのではないか,と思っているのです。黒光先生は「自覚を促したい」という意識が強くて,以前の僕を見ているようです。社会環境を客観視することと,教員として,自分が頑張るんだ,という気持ちは両立するのかも知れません。なので,年が変わったことを機会に,大学教員のスタンスを見直してみたいと思います。あるべき姿・理想のイメージは,もっと強く打ち出して行く方がよいのだと思います。次年度に向けては,そう考えています。
 おみやげの「かるかん饅頭」がおいしかったです。また,来て下さいね。
 

「写真の解説」
 年末にみつけた北大路ビブレの門松です(本来は,両側で一組ですが,一方のみ撮影)。そういえば,僕が小さな頃には,門松をおく家が少なくなかったのですが,森林資源を守る?とか言う名目で,門松の絵を印刷した紙を貼るようになったと記憶しています。森林資源循環という意味でどうなのか,森林科学科の先生に聞いてみようと思いました。