2012-01-01から1年間の記事一覧

文献の収集

松原です。 研究をする上で,関連する文献を収集して読むことが第一歩です。卒論生も,自分のテーマに関連する論文を集めてストックされていきます。僕もその時点からすると,かなりの年限を経てきましたが,資料としての整理が十分にできていませんでした。…

新年度の研究室

松原です。 昨日,新年度のメンバーで研究室のレイアウト変更をしました。物品棚の分解,書架の移動などです。僕は最初の教育研究評議会で抜けたりしたのですが,本日出勤すると新年度のモードに変更されていました。環境心理学の実大実験のようなものですね…

建築学会梗概の提出

松原です。 昨日10日正午が,建築学会大会の梗概の締め切りでしたので,院生・学生,OBのみなさんと協力して,原稿の提出をしました。9日(月)から前期の授業が始まっており,今年は,月4が「人間環境工学特論」,火3が「環境心理行動学」火5が「人間…

2012年度入学式

松原です。 本日,入学式でした。1040〜コンサート,1100〜式典です。 渡辺学長の2回目の式辞ですが,ヘーゲルの引用が長くやや難解な印象もありました。ただ,最近の学生が自らを「生徒」とよぶことを戒められたこと,本学の学生は授業への出席はよくまじめ…

新学期

松原です。 新年度がスタートしていますが,更新が鈍いのでアクセスも減少気味です。年度末の3つの報告書と昨日期限の申請書類を提出して,少しだけホッとしています。講義が無いとはいえ,以前のような「春休み」という雰囲気は乏しい毎日です。社会全体と…

下村孝先生退職記念祝賀会

松原です。 本日,3月31日に,表記の祝賀会がルビノ堀川にて開催されました。下村先生は,1997年4月に府大の環境デザイン学科ランドスケープ学分野の担当教授として着任され,今年度まで16年間教鞭を執ってこられました。本日は,「開会あいさつ」という役割…

学校空調の研究報告

松原です。 年度末のあわただしい毎日です。 27日には,長岡京市の学校空調の研究の年度末の報告と挨拶のため,教育委員会と小中学校を訪問しました。昨年の7月2日に報告会を開催しており,ひとまずの区切りはつけたのですが,一部の項目については,継続し…

2011年度卒業式&謝恩会

松原です。 3月23日は今年度の卒業式(学位授与式)でした。あいにくの雨模様で,晴れ着のみなさんには気の毒でしたが,あまり激しい雨にならなかったのが幸いでした。渡辺学長は,最初の卒業式の式辞を述べられました。学長の式辞らしく,十分に準備をされ…

年度末の研究室

松原です。 授業のない分,余裕があるようですが,年度末締め切りの課題が多いので,それほどでもありません。昨日21日は,山崎さんの2回目の引き継ぎ,福坂さんのデータ集計の打合せ,吉岡さんの研究のまとめの打合せをしました。桑野さんが訪問してくれま…

HES理事会,ICHES組織委員会

松原です。 本日は,表記の会議に出席のため,東京に出張しました。 HESというのは,人間-生活環境系学会の略称,ICHESは人間-生活環境系国際会議(International Conference of Human Environmental System) のことです。理事会は年に3回ほど開催されます。…

研究室の大掃除

松原です。 この時期には,各種の原稿の締め切りも多く,論文などの執筆も進めなければなりません。院生・学生は,論文投稿・学会発表の準備が忙しい人,卒業を控えて新生活の準備に追われている人,就職活動に忙しい人など様々です。教員は,新学期の授業の…

バイオクリマ研究会第15回研究成果発表会

柴田です3月10日(土)標記の発表会に参加してきました。 「バイオクリマ研究会」とは,バイオ(生物,生命)+クリマ(気象)の造語 研究会のホームページには 「バイオクリマ研究会は、健康・快適性と自然・社会環境との関係についての基礎的な研究を行…

建築雑誌の特集

松原です。 建築雑誌とは,月刊の日本建築学会の会誌です。最新号である3月号の特集は「東日本大震災1周年 リジリエント・ソサエティ」です。リジリエンス(resilience)は「しなやかな回復力=復元力」を意味する単語として使われています。第2部の公開パネ…

研究指導とは?

松原です。 日記風ブログが続いていたので,前回と今回は教員の所感とします。 大学教員の仕事の大きな部分に卒業研究,修士研究,博士研究の指導ということがあります。うちの研究室では,かなり以前に卒業設計をしてもらったことがありますが,その後はす…

大学の講義と学生の想像力

松原です。 僕の講義は,visual な資料は少ない方ですが,2-3年前から少しづつ増やしています。それまでは,文字と言葉,数式だけの講義が大部分だったのですが,少しづつ写真なども増やしています。その理由は,受講生の反応が低調になっていると感じるから…

2011年度の研究室追いコン

松原です。 各種発表会が終わりましたが,25日が本学の前期入試で,26日も関連業務がありました。 本日は,追いコンの日程が先に決まっていたので,反省会を設定しました。昨年度までよりは,レジュメの準備などをきちんとしてもらい,(1)研究室活動全般,(2…

2011年度M1中間発表,DC年度末報告会

松原です。 この3週間,火曜日が発表会になっており,21日は表記の発表会でした。研究室からはDCの3名とM1の2名が発表しました。時間をかけて準備した成果があったと思います。本学科・大学院は,中間チェックの仕組みが比較的充実していて,MCの場合…

下村先生の最終講義

松原です。 前回の反省にたって,研究室の現状よりも,研究室とメンバーはこうあって欲しいと言うメッセージを発信していこうと思うようになりました。デスクスペースやパソコンなどの条件を用意しているので,それに見合った稼働率を期待したいですし,充実…

スライドを使わない講演

松原です。 昨日,研究室を訪ねてきた学生から「ブログ読んでいます。楽しそうですね。」と言われて,「研究室メンバーには,厳しく研究して欲しい」,というメッセージがあまり発信されていないようだと思いました。確かに,メンバー向けにと言いながら,外…

2011年度卒業研究発表会

松原です。 しばらく更新できなかったのは,本日の発表会の準備と,DC院生の論文投稿が2件あったからです。 4回生の発表の準備はプレゼン資料の作成と原稿作成,発表練習の繰り返しですが,今回は,10日(金)の定例のゼミと,前日13日(月)に臨時で教員…

2011 年度修士研究発表会

松原です。 1月31日の提出から約1週間後の2月6日(火)に,今年の修士研究発表会が開催されました。この間に,プレゼンテーションのスライドを作成して,十分な練習を積んで本番に臨みます。二人とも,それぞれの内容をうまく発表できたと思います。個人によ…

2011年度卒論提出

松原です。 昨日(2/6),4回生が卒業研究の提出をしました。よい論文にしあげようということで,最後の最後までがんばって,本当に期限のぎりぎりに提出しました(やや美化しすぎかもしれませんが)。梗概のチェックも,当日の未明にメールのやりとりをして…

町家のお話

松原です。 本日,町家に関する講義を龍谷大学紫光館にて行ってきました。火曜日は修士研究発表会,月曜日が卒論提出日という中でのスケジュールですが,以前から決まっていたことなので,学生諸君には申し訳ないのです。最近は,研究テーマとしては,あまり…

2011年度の修士論文が提出されました

松原です。 MC院生と教員にとって重大な日が終わりました。冷や汗をかきましたが,期限である17時の5分前に二人ともそろって修士論文を提出することができました。冷や汗をかいた理由は,コピー機の不具合です。主査1名,副査2名に対して合計3部の修士論文…

2011年度修士研究提出日

松原です。 文字通り,その日(1/31)がやってきました。当事者である吉岡さん,叢さんと教員にとっては,非常に大きな日です。院生にとっては,2年間の集大成(実際には,4回生や研究生の時からの積み重ねなので3年であり4年間の集大成)である修士論文を完…

SKYシニア大学の講演

松原です。 今月末が修士論文の締め切りですので,かなり緊迫してきました。卒論は2月6日ですが,こちらも同様です。ある程度の段階に来たら,梗概の作成を先行させます。4ページあるいは2ページというボリュームに必要十分な内容を精選して掲載すること,し…

年初の論文投稿

松原です。 昨年も,1月初旬に2編の論文を投稿して,あわただしい年初だったのですが,実は今年も一つだけですが論文投稿をしました。1月4日からの1週間ほどの間に,社会人院生を初めとする共著者の間で,約50通のメールをやりとりして投稿を完了しました。A…

建築環境工学実験

松原です。 研究室は,日に日に緊迫しています。僕自身は,昨日期限のややこしい仕事が終わって,ほんの少しだけホッとしていますが,いよいよ修論・卒論指導をメインに切り替えなければなりません。ここしばらくの時間のブランクを感じています。 さて,本…

卒論・修論の追い込み

松原です。 言うまでもないのですが,4回生とM2の院生は本日のタイトル通りの毎日になってい(なりつつあり)ます。とは言うものの,僕自身は,別の煩わしい仕事に追われていて,例年ほどの時間がとれていません。予定よりは数日遅れていますが,週明けか…

教員の厳しさと甘さ

松原です。 一昨年から,世代論などに言及してきたのは,20数年前に府大に着任して以後の学生の反応の変化を見ていてのことでしたが,ふと気がつくと,自分自身が次第に甘くなりつつあることに気づきます。僕たちが院生の頃には,アカデミックハラスメントと…